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メディカルダイエットと脂肪吸引との違い

メディカルダイエットは、「クールテックディファイン」というマシンを使用しますが、これ以外にも複数のダイエットマシンが登場しているようです。クールスカルプティングといった名称を使用しているクリニックもあるようですが、多くのクリニックで導入している「クールテックディファイン」は、知名度的にも効果の面でも信頼度が一枚上の存在。ここでは、クールテックディファインを使用したメディカルダイエットと脂肪吸引との違いについて紹介したいと思います。どちらも医療による痩身治療になりますが、外科的手術となる脂肪吸引は高いリスクを伴いますので、手術を受ける際は慎重に判断する必要があります。脂肪吸引手術には、メスの使用、体内に器具を挿入、脂肪を溶かす薬剤の使用、麻酔の使用といった大きな事故に発展するリスクが存在します。一方、メディカルダイエットは、専用のハンドピースを痩せたい部分に装着するだけなので、切ったり、刺したりという危険を伴う工程がないのも魅力のひとつです。最近では、4 部位を同時にアプローチできる最新機種も登場しているようなので、ダイエットにチャレンジしたい方はチェックしてみてください。

メディカルダイエットについて

メディカルダイエットは、脂肪を凍結させて体外へ排泄させて、脂肪細胞の数を減少させるため、リバウンドが少ないことが特徴です。人間の身体は、約 60% が水分で構成されていますが、実は水と脂肪は凍り始める温度が違うのです。水は 0℃で凍り始めますが、脂肪は 4℃で凍り始めます。この温度差を利用して、脂肪だけを限定して凍らすことで、脂肪細胞以外の組織にはダメージを与えずにダイエットができるという訳です。凍結させた脂肪細胞の 10% ~ 30% は不要な細胞として、アポトーシス(脂肪細胞の自然死滅)を起し、老廃物として体外に排出されます。ここで活躍するメディカルダイエットマシンが、クールテックディファインという機種になります。

リバウンドをしづらい理由について

運動や食事制限によるダイエットは、脂肪細胞の大きさを小さくすることでダイエット効果が得られますが、ちょっと油断しただけで脂肪細胞が元に戻ってしまうとリバウンドという残念な結果を招きます。何度も辛い運動や食事制限によるダイエットにチャレンジしても、その効果を維持していかないと、元に戻ってしまうのは脂肪細胞の数が一定だからです。メディカルダイエットは、脂肪細胞の数を減少させるため、今まで通りの生活を送っていれば、大きくリバウンドする心配が少ないのです。もちろん、ダイエット前よりも暴飲暴食を続ければ、脂肪細胞自体が大きくなってしまうので、その点は注意しなければなりません。ただ、脂肪細胞の数が減少しているので、痩せやすい体質を手に入れたい方にも適しているダイエット治療です。

脂肪吸引のリスク

美容外科で行われている脂肪吸引も高いダイエット効果が期待できますが、体内に器具を挿入して脂肪を吸引するので、様々なリスクが伴います。もちろん、「リバウンドしにくい」「部分的に痩せることが可能」「食事制限や運動をしなくても痩せられる」といったメリットはありますが、吸引した部分の皮膚が弛む、凸凹になる、左右のバランスが崩れる、太ももを吸引するとオシリが垂れる、頬や顎の吸引は麻痺が起こる、吸引した個所の皮膚が硬くなって痛みが生じるといったデメリットも多く存在します。脂肪を溶かす薬剤や麻酔なども使用しますし、メスやカニューレといった器具を使用しますので、失敗すると医療事故につながる場合もあります(過去に大手のクリニックでも数件の医療事故が起こっています)。ニュースや新聞でも報道されましたが、挿入した器具で内臓を傷つけてしまったことが原因のようです。
また、麻酔による血中濃度の上昇によって中毒状態に陥るリスクもありますし、吸引によって損傷した血管に脂肪成分が入り込んでしまうと、血管が詰まる脂肪塞栓という症状を引き起こすことがあります。血栓ができる場所によっては命に係わる可能性もあるので、これだけのリスクを覚悟でダイエットをしなければならないのかと考えてしまう方も少なくないと思います。脂肪細胞を減少させるという同じ効果が得られるのであれば、メディカルダイエットを選択するほうが安全性の面で賢いのかもしれません。